漢方薬の基礎知識

漢方専門四十余年。患者さま一人一人に合わせた調合薬。漢方専門四十余年。患者さま一人一人に合わせた調合薬。

 

漢方薬の基礎知識

症状を詳しく伺い、一人ひとりに合った適切な漢方を処方

症状を詳しく伺い、一人ひとりに合った適切な漢方を処方

漢方医学は患者様の病気や症状の悩みを、まずじっくりと聞くことからはじまります。肩がこる、痛い、冷える、眠れない…という身体的な悩み、またイライラする、不安がある、やる気がしない…といった精神的な悩みも大切な症状になります。聞きながら体格、肌の色つや、目の精気、声のはり、舌の様子などを観察します。病を見て人も見ます。
そうして漢方医学の眼で「陰陽」「虚実」「寒熱」「気血水」などを判断します。また今では病院での「血液検査結果」も重要な判断資料のひとつです。これらを総合してはじめて患者様一人ひとりにあった適切な漢方薬を選ぶことができるのです。

漢方医学は調和のある自然なからだをとりもどす医学

漢方医学は調和のある自然なからだをとりもどす医学

人は大自然に生かされ、自然の一員として自然と共に生きています。 人間の手つかずの自然は健康で調和そのものです。自然の生物である人も、本来は健康で調和がとれているのです。しかし人が病気になるのは、何かマイナスの要因によりその調和がくずれ、からだに歪みがおこることが原因です。漢方医学は大自然の恵み、草根木皮を医学体系にもとづいて使用し、体の歪みを取り除き、調和のある本来の自然なからだにとりもどす医学といえます。そうすることで免疫力とも自然治癒力ともいわれ、もともと自分の体に備わっている力で病気は自然に良くなっていくのです。

漢方医学の真髄は体質改善にあり

漢方医学の真髄は体質改善にあり

漢方医学の真価は体質改善にあります。体質改善とは病気や症状の起こる原因を根本から取り除き改善することです。つらい症状がある時これを抑えることも大切ですが、抑えることをやめると病気や症状が再発します。根本原因を取り除かないかぎり、いつまでも病気が続くことになります。病気や症状を根本的に体質改善すること、ここに漢方医学の真髄があります。

漢方薬の種類

漢方薬の種類

漢方薬には煎じ薬、エキス剤(粉薬)、丸薬などがあります。煎じ薬は生薬をグツグツ煎じてのむくすりです。エキス剤(粉薬)は顆粒状、粉末状になっています。煎じる手間が無く飲みやすく持ち運びに便利です。丸薬は粉末状にした生薬を小さな球状にしています。本格的な漢方は煎じ薬です。煎じ液がダイレクトに体に吸収され効果をあげます。作り方も2日分を10分煎じるだけ。朝晩1日2回の服用です。皆さんおよそ3~7日で香り、味にも慣れられます。タイマーひとつで簡単に煎じられる煎じ器も販売しています。

漢方薬の効きめを確かめるには

漢方薬の効きめを確かめるには

漢方薬には即効性がないと言われますが、それは漢方薬が多くの場合慢性病を扱うからです。急性病に対しては漢方薬にも即効性があります。慢性病は体質的なもの、また長年の積み重なって発生する体の歪みを正し改善する必要があります。それゆえ病気の快癒にはある一定期間が必要なのです。体質改善にある一定の期間が必要とわかっていても、漢方薬が体に合ってほんとうに効いているのかどうかが気になるものです。それはつらい症状が軽減されているかどうかで確認できます。具体的には漢方薬を飲む以前のつらい症状が10あるとして、それが7~8くらいに軽減される日数はふつう20~2ヶ月くらいです。難しい根の深い症状であれば3~4ヶ月を要する場合もあります。それが漢方薬の効果です。さらに継続されることで、良い時、悪い時の波はありますが、平均するとつらい症状は6、5、4、3…と軽減され、やがて病気の体質改善がなされていくのです。