膀胱炎について

漢方専門三十余年。患者さま一人一人に合わせた調合薬。漢方専門三十余年。患者さま一人一人に合わせた調合薬。

 

 

膀胱炎

膀胱炎について
尿道から入った細菌により膀胱に炎症が起こる病気です。
主な症状
排尿時の痛み…
下腹部がひきつり、特に排尿時に激しく痛むのが特徴。
頻尿…
1回の排尿量は少ないが頻繁にトイレに行きたくなります。
残尿感…
排尿しても全部出し切れない。すっきりしない感じ。
血尿…
肉眼ではわからない場合も多い。
尿がピンク色に見えたり、トイレットペーパーに血がついていたりします。
診断
「尿検査」により炎症の原因である大腸菌などの細菌、炎症を示す白血球や赤血球などが発見されます。

梅雨時期に多い膀胱炎

梅雨時期は高温多湿なため、疲れやすく膀胱炎を繰り返す方も多いです。

頻尿、残尿感、排尿時の痛み、尿の混濁これらが膀胱炎の主な症状です。

膀胱炎の原因となる細菌は、大腸菌によるものがほとんどで、多くが自分の大便に含まれている細菌が尿道口から膀胱に入って感染を起こします。

女性が男性より膀胱炎になりやすい理由は体のつくりの違いによります。

一つ目は、尿道口と肛門との距離に関係があります。
女性の場合はこの距離が短いため、排便後や性交渉時に感染しやすいのです。

二つ目は、尿道の長さです。
男性の尿道の長さは20㎝と長いのに比べ、女性は4~5㎝程度しかありません。そのため細菌が膀胱に入り込みやすい構造になっています。

膀胱炎にならないように以下のことに気を付けて下さい。

・排便後は前から後ろに拭き、排尿後は押さえるように
拭きます。(尿道口への細菌感染を防ぎます。)
・尿意を我慢しない
(尿が溜まった膀胱は細菌に対する免疫を下げます。)
・便秘をしない
(肛門近くまで便が溜まるので細菌感染を招きます。)
・尿道口付近をいつも清潔に
(生理用品はこまめに換えます。)

膀胱炎と漢方薬

病院では膀胱炎の治療に抗生物質が処方されますが改善が見られず何度も膀胱炎を繰り返す方や菌はなくなったのに、症状だけ残る人もいます。
このような方には漢方薬が最適です。

膀胱炎では細菌の感染で、膀胱粘膜に炎症が起こっています。そして、膀胱に緊張、痙攣も見られますので、どちらにも効果的な漢方薬五淋散(ごりんさん)を中心に合わせます。

また、冷えにより膀胱の血液やリンパ液が滞り膀胱の働きを悪化させますので、体が冷えてられる方には漢方薬で冷えも除くことも大切です。

そして、膀胱炎時には水分を多く摂ってもらいます。
水分を多く摂ることで尿量が増え、尿の浸透圧が下がり膀胱粘膜の刺激が弱まります。

膀胱炎をくり返す方、抗生物質でもあまり改善の見られない方には特に漢方薬がお勧めです。
漢方薬で膀胱炎にならない体質へと改善頂けます。
お気軽にご相談下さいませ。

漢方薬
  • 猪苓湯
  • 五淋散
  • 八味地黄丸
  • 五苓散
  • 大黄牡丹皮湯
  • 補中益気湯
  • 芍薬甘草湯

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