肺がんは肺の入り口に近い気管支にできる
「中心型肺がん」と、肺の奥にできる
「末梢型肺がん」に分けられます。
がん細胞の種類は、中心型肺がんに多く進行が速い
「小細胞がん」と、それ以外の扁平上皮がん、
腺がん、大細胞がんの「非小細胞がん」に分けられ、
がんのステージとともに治療方法が決められます。
肺がんの9割を占めるのが非小細胞がんです。
「中心型肺がん」の症状は、早期から咳、痰、
血痰などが現れますが、風邪の症状と思い
見過ごされることもあります。
「末梢型肺がん」では、早期には自覚症状が
ほとんどなく、進行して発熱、息苦しさ、
胸の痛みなどを感じ、発見が遅れる場合もあります。
がんの痛みは、がんの初期で感じることは少ないです。
それは、がんが進行して大きくなると、周辺の組織や
臓器を圧迫して神経を刺激するために痛みを感じるからです。
がん細胞自体が痛みを発することはありません。
がんになると、がんそのものの治療にばかり
目が向けられがちですが、治療に伴う苦痛を
和らげることもまた大切です。漢方薬をお役立て
下さい。お気軽にご相談下さいませ。
次回は肺がんの原因と予防をお話します。
ホームページに来て頂き、有難うございます。