ハリウッド女優、アンジェリーナ・ジョリーさんが
乳がん予防のために、両胸の乳腺切除の手術を行った
ことで話題となりましたが、乳がんは日本人女性に
最も多いがんで、20人に1人が罹患します。
罹患率は30代後半から増加し、
45歳~50歳にピークとなります。
乳がんは母乳を作る小葉という組織と、
母乳を乳頭まで運ぶ乳管に発生し、
その内の約9割が乳管に発生します。
がんが乳管内や小葉内にとどまっているものを
「非浸潤がん」と言い、乳管や小葉の膜を破って
外に浸潤してくるがんを「浸潤がん」と言います。
乳がんは進行の遅いがんですが、非浸潤がんを
放置すると、多くが浸潤がんとなります。
そして、細胞分裂をしながら数を増し、
わきの下のリンパ節に転移することが多く、
リンパ液に乗り、他の臓器に転移することも
あります。
また、乳がんは骨に転移しやすい性質もあります。
がんでは自分の内なる免疫力を高めておくことも
大切です。免疫力を高める漢方薬が報告されています。
お気軽にご相談下さいませ。
乳がんはどのような人に注意が必要なのでしょうか?
次回のお話です。
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