漢方では、逆流性食道炎で胃の幽門部が
過緊張で痙攣を起こしている病態を、
気が滞った状態、「気滞」といいます。
少し専門的な言葉でいうと「ジスキネジー」。
漢方薬はこのジスキネジーを取ることに
大変優れているのです。
漢方薬は薬草の宝庫といわれていますが、
生薬の枳実や厚朴に、胃の幽門部のジスキネジーを
取り去ってくれる働きがあるのです。
枳実はミカン科、橙(だいだい)の幼い果実。
厚朴はほおの木の幹や根の皮。
この2つの生薬を中心にして、茯苓や白朮で
胃液の量を減らし、半夏でむかつきをとり、
黄連、山梔子で食道の粘膜のただれ、
炎症をとっていきます。
こういった生薬が配合された漢方処方を用いることで、
逆流性食道炎を体質改善していくのです。
逆流性食道炎でご相談の男性は、半年ほど漢方薬をのまれ、
喜んで頂きました。
逆流性食道炎でお困りの方、お気軽にご相談下さいませ。
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