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漢方のコラム.

2017年11月21日 産後の不調(4)~産後の駆瘀血薬~


産後の薬は、体内に残った悪露や古血、すなわち
瘀血を排出するために、駆瘀血薬が主薬となります。

駆瘀血薬には、
①動脈の血流を良くして瘀血を除く、活血薬 
②静脈の血流を良くして瘀血を除く、化瘀薬
③内出血を吸収して瘀血を除く、破血薬
に分けられます。

生薬それぞれに働きが違い、産後の駆瘀血薬を分類すると
①には当帰、川芎、延胡索、益母草
②には芍薬、牡丹皮
③には桃仁、紅花、芍薬、牛膝
が当たります。

また、産後は悪露が排出される際に出血もしますので、
補血も大切です。
駆瘀血薬で瘀血を排出し、血流を良くして、
補血薬で血液を補い、きれいな血液を全身にめぐらせます。

補血薬の代表処方に四物湯があります。
四物湯は当帰、川芎、芍薬、地黄から成ります。

四物湯の作用には、補血の他に優れたホルモン調節作用
もあり、卵巣、子宮に作用して、内分泌系・自律神経系の
バランスを整えます。

産後は駆瘀血薬や補血薬の他にも、気鬱やストレスを晴らす薬、
体を温める薬、子宮収縮作用の薬などを併用して、
産後の不調や病気、精神症状を改善します。
お気軽にご相談下さいませ。
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