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漢方のコラム.

2018年12月4日 過活動膀胱(3)~漢方体験例~


60歳くらいの女性。尿もれと頻尿でご相談。
尿の昼間の回数は約12~14回で、夜は3~4回。
一回の尿はチョロチョロと少なく、すっきりと出ない。
いつも残った感じで膀胱が気になる(一回の尿量を
計ると50~70mlくらいといわれる。健康では
250~300ml。)そして急に尿意をもよおすと
我慢できずにもらしてしまいます。

夜は睡眠薬をもらっているが頻尿で眠れない。
好きな旅行も、いつも尿のことが気になり行けない。
誘ってくれるお友達とも疎遠になる。悪循環が重なり
すべてにおっくうで落ち込み、うつ気味。
不安感とイライラで、毎日を過ごすのが
たいへん辛いということでした。

この方は過活動膀胱の他に「腹圧性尿失禁」も
兼ねておられます。これは要するに膀胱や尿道が、
それを支える筋肉が弱ることでグラグラの状態になり、
また膀胱や尿道の括約筋も弱っているので締りが悪く、
尿をためる力と尿を排出する力が衰え、腹圧が
かかった時に尿がもれてしまうといった症状です。
この2つの混合型が女性の頻尿、尿もれのほとんどを占め、
冷え症がこの症状を加速します。
男性では「前立腺肥大症」もこの一因となります。

漢方薬をはじめて約2ヶ月後、少し尿の出方がよくなり、
尿の回数が減る。昼間9~10回、夜は2~3回。

3ヶ月後、さらに尿の回数が減り、いつも尿もれは
しなくなる。ただし我慢したりすると間に合わない、
とのことでした。

8ヶ月後、待望のバス旅行にお友達と行ける。
尿は2~4時間はもつようになったということ。
夜間は1回くらい。何か憑き物でもおちたように
晴れ晴れとされ、笑顔で生活にも積極的になられました。

この方の例のように頻尿や尿もれは生活を一変させます。
また頻尿による夜の不眠は体力を弱らせ、神経をも
むしばんでしまいます。

ぜひこういった症状に漢方薬を役立たせて頂きたいのです。
漢方の優れた効果に必ずや喜んで頂けます。
頻尿や尿もれでお困りの方、お気軽にご相談下さいませ。
ホームページに来て頂き、ありがとうございます。

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