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【お通じの悩み】便秘を漢方治療で解消する

便秘に悩む女性

便秘になる原因は色々ありますが、漢方を使った治療はお通じを改善してくれる効果があります。
毎日便が出たとしても、お通じが悪いと硬かったりスッキリできなかったりと悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
そんな方におすすめしたいのが、漢方の治療です。
お通じの悩みは漢方での改善が期待できるので、試してみることをおすすめします。

 

便秘になる原因とは?

便秘には大腸の運動性(蠕動運動)が低下してしまい、大腸の中に便が長く滞留することで水分が吸収されて、結果的に便が固くなるという「機能性便秘」が多いとされています。
機能性便秘は、運動不足や水分・食物繊維の摂取量不足が原因となっているケースがあり、大人の女性によく見られる便秘のタイプとなっています。
また、大腸が過度に緊張し、便がうまく運ばれていかずに動物のフンのようなコロコロとした便になる「痙攣性便秘」も少なくありません。
この便秘の原因としては、過度なストレスや環境の変化などが背景にあるものと考えられています。
その他に、排便反射の起きにくい直腸性(習慣性)のタイプもあります。
これは何度も排便を我慢することが原因とされ、高齢者の人によく見られます。

 

生活習慣で便秘を起きにくくする

お通じの悩みがある方は、生活習慣を見直すことで改善に向かうケースもあります。
まず、お通じをよくするために大切なことは水分の摂取です。
水をきちんと定期的に飲むこと、特に一定の回数を決めてこまめに摂取することで体内の水分量を増やし、便が固くなることを防ぐ方法が便秘改善に効果的とされています。
大腸の働きを活性化させるためには、適度な運動を行うとより良いでしょう。
歩いたり階段を上り下りしたりするなど、日常の生活の中でも意識的に体を動かす習慣を付けることで、便秘を起きにくくすることができます。
食物繊維の豊富なメニューを食事に取り入れることも、お通じの活性化に効果的です。

 

漢方医学からみる便秘について

生活習慣の見直しを行うことで便秘が解消されるケースもありますが、便秘解消に向けてサポートを行うという観点で漢方を利用することもあります。
漢方の視点からみた便秘は、いくつかの重要な部分に異常が発生することで引き起こされるものという考えがあり、水の不足と血の異常、そしてメンタルの部分に関係する「気」が異常を起こすことで引き起こされるとされています。
西洋医学の視点では、症状が発生している時に下剤を使用するという対症療法的な治療が用いられますが、漢方では体質の改善が主眼となっております。
水を飲む回数を増やすことで身体に含まれる水分を安定させ、食事などで血の巡りを整えていくこと、気持ちを落ち着けて睡眠不足などの原因を取り除くことが漢方医学の観点からは重要となっています。

 

便秘に効果がある漢方薬

便秘に多く用いられている漢方薬は大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)というものです。
市販薬の多くに、この生薬が含まれていることが知られています。
主に、体力が高い人に向けた漢方薬ですので、体力の低い傾向にある人には比較的穏やかな桂枝芍薬大黄湯(ケイシカシャクヤクダイオウトウ)がおすすめです。
水の不足から発生する動物のフンのような便のタイプには潤腸湯(ジュンチョウトウ)や麻子仁丸(マシニンガン)が効果的とされています。
麻子仁や大黄などは下剤に相当する作用があることから、服用後短い期間で効果が現れる場合もあり、その効果が強すぎるという場合には、桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)を使用するというケースが多くあります。
漢方薬は、しばらく飲み続けることで腸の動きを徐々に回復させることができるので、安定したお通じが期待できます。

おわりに

生活習慣を見直しながら、便秘に効果的な漢方を服用することで、便秘解消を実現してみませんか?
お通じがなかなかこず悩んでいる方や、毎日スッキリできないという悩みをお持ちの方などに漢方治療はおすすめです。

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