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不妊症の方にみられる体質別の漢方治療法

さまざまな漢方

不妊症の方には様々な体質があります。

それぞれの方の体質に合わせた漢方薬を使用し、体質の改善を促進していきましょう。

体質の改善ができれば不妊症の治療もすすみます。

ご自身の体質に合ったアプローチを行うことは症状の改善・治療にとても有効です。

そのため、本記事では漢方から考えるそれぞれの方の体質ごとの特徴についてご説明いたします。

それぞれの方の体質を知った上で、不妊症の症状にあった漢方薬を処方してもらうようにしましょう。

 

腎虚タイプ(卵巣機能失調型

不妊症の腎虚タイプ(卵巣機能失調型)とは、ストレスや日々の疲労の蓄積などによりホルモンのバランスを崩している状態のことです。

ホルモンバランスが崩れているため、卵胞や卵子が成長するための栄養が不足します。

また、それ以外にも下記などの多くの症状を発症します。

・多嚢胞性卵巣症候群

・軽度から重度までさまざまな排卵障害

・生理不順

・子宮内膜が通常よりも薄くなってしまう。

・性欲の減退

 

このタイプの方には、地黄丸系の漢方薬や海馬補腎丸などがおすすめです。

 

気滞タイプ(ストレス型)

不妊症の気滞タイプ(ストレス型)の原因はそのままストレスです。

ストレスにより気の循環が悪くなった状態が気滞タイプ(ストレス型)です。

この状態になると気の滞りにより血も滞りはじめ、お血が多く生じます。

そこから、下記のような症状が出てきます。<

・乳房が張る

・排卵障害

・お腹が張りやすくなる

・怒りっぽくなり、自分でコントロールができない。

・高プロラクチン血症

 

このタイプの方におすすめの漢方薬は、加味逍遥散、逍遥丸などです。

 

痰湿タイプ(水分停滞型)

不妊症の痰湿タイプ(水分停滞型)は、本来排出されるべき水分が排出されず体内で溜まってしまっている状態です。

この溜まった水分が原因で正常な排卵が阻害されてしまいます。

特徴としては、多嚢胞性卵巣症候群の方や卵巣嚢腫の方によくみられるという傾向があります。

身体のむくみや下痢・軟便などの症状がよくあらわれます。

このタイプの方には、温胆湯、三爽茶などが効果的です。

 

不妊治療に漢方を取り入れるメリット

不妊治療に漢方をとり入れることのメリットは多くあります。

たとえば、不妊の原因としてよく言われるストレスへの対処が漢方薬は優れています。

何故かというと、漢方薬にはストレス状態を病気と考えるという考え方が根付いています。

そのため、ストレス状態を改善するための薬があるというのは漢方薬の特徴です。

また、ホルモンの分泌や調整に関しても漢方薬は優秀です。

妊娠到達率の向上が期待できる漢方薬も非常に多く存在します。

漢方の得意とする分野に、虚弱体質の改善があります。

これは漢方薬の最も得意とする分野の一つです。

不妊の際に、この虚弱体質の改善ができることは不妊治療にとって効果的です。

このように漢方を取り入れることは不妊治療をしていくうえで大変有効です。

漢方薬を取り入れることのメリットを最大限活用し、不妊治療の成功率を高めていくと良いでしょう。

 

おわりに

不妊治療の体質別に漢方の治療法について解説しました。

不妊治療の体質には様々なものがありますし、そもそも単独であるとも限らず他の体質と合併しているということも多くあります。

自身の体質を理解し、それに合わせた漢方治療を行うことで不妊症の改善も進むのではないでしょうか?

不妊症治療はすぐに終わらないケースも少なくないため、毎日毎日の対策を行っていく必要があります。

そのため、自身の体質に関して十分に知った上で、それにあわせた不妊治療を行っていくようにしましょう。

もちろん、体質に合わせた漢方を使用することがもっとも大切です。

 

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