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あなたに合う漢方薬とは?相性のよい漢方薬の見つけ方

漢方のお茶

漢方薬には種類が非常に多くあるため、自分に合う漢方薬を見つけるのは難しいです。
自分に合う漢方薬とはどのようにすれば見つかるのでしょうか?
本記事ではその疑問の解決となるよう、漢方において重要な考え方である、「証」「虚・実」「気・血・水」などについて解説いたします。
ぜひ、漢方の考え方を知り、自分に合う漢方薬を見つけてみてください。
自分に合う漢方薬を見つけることで病の根本的な改善につなげることもできるでしょう。

 

漢方薬の考え方「証」とは

「証」とは、おおざっぱに言うと、本人の持つエネルギーやその状態のことです。
体質や症状のあらわれかた、抵抗力などの要素のことを「証」と言います。
西洋医学では、同じ症状であれば同じ薬を処方することが一般的です。
しかし、漢方では同じ症状であっても別の薬を処方することがあります。
それは、服用すべき薬がこの「証」が違えば変わってくるからです。
「証」が合わなければ、薬の効果が出ない場合や、よくない症状が出たりしてしまうこともあります。
漢方薬を選ぶうえではこの「証」がとても大事なのです。

 

「虚実」による見分け

「証」の分け方には「虚」と「実」があります。
エネルギーに欠け弱弱しい状態の人の「証」を「虚証」。
エネルギーに満ち、抵抗力も高い人の「証」を「実証」。
と言います。
虚証と実証にはそれぞれ以下のような特徴があります。

 

虚証の特徴

声が弱弱しい。
顔色が悪い。
華奢な体型をしている。
寒さに弱い。

 

実証の特徴

暑がりである。
体力に溢れ筋肉質である。
声に力があり大きい。

 

「気・血・水」の要素

漢方で不調について考える際に、「気・血・水」の要素を知っておく必要があるでしょう。
漢方の考え方では、人間の身体は、気と血、水の三要素の循環により健康が維持されているとされています。
この気と血と水のいずれかが滞ったり不足したりすることにより、病は起こると考えられています。

 

元気の源となる生命エネルギーのことを「気」と呼びます。
「気」が正常に巡っていることで自律神経も正常に保たれていると考えると分かりやすいでしょう。

 

「血」とは、血液のことです。
血や全身をよどみなく循環することにより、全身の組織にくまなく栄養がわたるのです。

 

血液以外の水分は、「水」と呼ばれます。
体液全般のことを水と呼びます。

 

様々な要素から相性の合う漢方薬を

「証」「虚・実」「気・血・水」などの状態を確認し、それぞれの状態からどのような漢方薬が良いのかを選ぶ必要があります。
その方法を漢方では、「四証」と呼びます。
「望診」「聞診」「問診」「切診」の四つの診療により、その人の状態に最もあった漢方薬を処方します。
その人にあった適切な漢方薬を処方することにより、その人がもつ病気の根本原因の改善につながるのです。
この自分に合う漢方薬を見つけるには、診断をする側・診断を受ける側、両方の努力が不可欠です。
お互いにしっかりとコミュニケーションを取ることで、相性の良い本当に適した自分に合う漢方薬を見つけることができるのです。

 

おわりに

本人の状態を表す「証」。
「証」を区別する「虚・実」。
身体を巡る「気・血・水」などについてご説明いたしました。
漢方では、症状のみで適切な処方を決めるわけではありません。
全く同じ症状であっても本人の状態が異なれば別の処方をすることになります。
症状だけでなく、本人の状態を重視する漢方において、最も適切な薬を選ぶためにはこういった状態に関する理解を深める必要があります。
漢方における「証」「虚・実」「気・血・水」。
こういった状態を表す言葉について理解し、自身の状態をしっかりと伝え自分にとって適切な相性の良い漢方薬を選べるようにしましょう。

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