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耳鳴りが起こる仕組みや原因 漢方から見た改善方法とは?

耳鳴りがしている女性

こちらの記事では、耳鳴りに悩んでいる方に向けて、おすすめの漢方薬をご紹介します。
また、耳鳴りの仕組みや原因、漢方から見た考え方についても、併せてお伝えします。

 

耳鳴りが起こる仕組みとその原因

耳鳴りとは、そもそも何なのでしょうか?
何もしていないのに突然耳がキーンとなるあの現象。
ほとんどの人が日常で体験するにも関わらず、そもそも何なのかやその仕組みについては意外と知らないのではないでしょうか?
実際に音が鳴っているわけではないのに、周りで音が鳴っているように感じる「耳鳴り」。
その仕組みを知るために、まずは「人間が音を聞く仕組み」について、知っていきましょう。
空気の振動が耳の穴の奥にある鼓膜に伝わります。
それにより鼓膜が振動し、その振動が耳小骨によって増幅されて耳のさらに奥に伝わっていきます。
そうして届いた信号が電気信号に変換され、脳に伝わります。
そうすることで、我々は音を認識しているのです。
この仕組みを知ったうえで、「音が聞こえにくい」ときのことを考えてみましょう。
音が聞こえにくい場合、脳はその音をなんとか聞こうとして、過度に反応します。
電気信号を増幅させることで、聞こえにくい音を聞き取れるようにしようとするのです。
実は、この「過度な反応」は、音が鳴っていない場合にも起こることがあります。
そう、これが耳鳴りの起こる仕組みなのです。
音をなんとか聞き取ろうとする脳の作用が原因で、耳鳴りは起こります。

 

漢方における耳鳴りについての考え方

漢方では、耳鳴りは「気・血・水」の不足によって起こると考えられています。
これらが不足することにより、耳が正常に機能することができなくなり起こる症状だと考えられているのです。
他にも、腎の衰え・肝の乱れなどによっても起こります。
生命エネルギーの根源を司る腎は、耳と密接に関係しているからです。
また、気・血の流れを調節する働きをもつ肝が乱れることも、耳鳴りの一つの原因となります。

 

耳鳴りに効果がある漢方薬

では、耳鳴りが起きた時にはどのようにして対処すれば良いのでしょうか?
耳鳴りに効果のある漢方薬には、以下のようなものがあります。

 

七物降下湯

七物降下湯は、「しちもつこうかとう」と読みます。
一般的に、耳鳴りに対して処方されることの多い漢方薬がこれです。
高血圧が原因で起こる耳鳴りやのぼせ、肩こりなどに効果があることで知られています。

 

苓桂朮甘湯

苓桂朮甘湯は、「りょうけいじゅつかんとう」と読みます。
この漢方薬も、耳鳴りに対してよく処方されます。
耳鳴りや頭痛、めまいに立ち眩み、神経過敏などの多種な症状に対して、効果があります。

 

当帰芍薬散

当帰芍薬散は、「とうきしゃくやくさん」と読みます。
耳鳴りの他、頭痛やめまい、立ち眩み、肩こり、足腰の冷えなどに効果があります。
これらの漢方薬が、一般的に耳鳴りの改善のため処方されることの多いものです。
ただ、漢方薬には多様な種類があります。
人によって、耳鳴りの原因が違うこともあるでしょうし、それ以外にも症状があることもあるでしょう。
漢方薬局では、様々な症状とその根本原因をもとに、適切な漢方薬の処方をしてくれます。
まずは、漢方薬局に赴き、どのような漢方薬が適しているのかを判断してもらうようにすると良いでしょう。

 

おわりに

多くの方が経験したことのある耳鳴り。
これは、放っておくと不眠やめまいをひきおこすこともあります。
そこまでになると、日常生活にも支障がでてきてしまいます。
そうなる前に対処するのが一番ですが、仮に症状が進行してしまった場合でも、漢方を使うことで症状を改善することが可能です。
気になる症状があるという方はぜひ一度、漢方薬局に相談してみるようにしましょう。

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