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漢方における「気虚(ききょ)」とは?どんな体質のこと?

疲労感や風を引きやすい

漢方の分野で使われる「気虚(ききょ)」という言葉をご存じでしょうか?
気虚の体質をもっている女性は多く、気虚からくる症状に悩まされている方も少なくありません。
今回は漢方における「気虚(ききょ)」について、どのような体質なのかも併せてご紹介していきます。

 

「気虚(ききょ)」とはどのような状態?

漢方においての「気虚(ききょ)」とは、「気」が少なくなっていて不足した状態を意味しています。
この「気」ですが、漢方での「気」とは元気の根源とされる「命のエネルギー」を指しており、精神を上手く操る「気」に加えて、身体全体を動かす「機能」でもあるとされています。
気虚になって「気」が少なくなってしまうと、身体に及ぼす影響も大きいのです。

 

気虚体質の主な症状について

気虚体質の代表的な症状を見ていきましょう。

 

常に疲労感があり、元気がでない

気が不足した状態であると、元気が出ないことも多いでしょう。
エネルギーが不足している状態なため疲れやすかったり、疲れが取れにくかったりします。
また身体を動かすことが億劫に感じ、座ったり横になったりという動作が増えてしまいます。
しっかり眠っていても、日中に眠くなりやすいという方も該当します。
症状が重い場合は気力も無くなり、口数も非常に少なくなってしまいます。

 

風邪をひきやすい・アレルギー症状にかかりやすい

「気」が不足している状態では身体の防衛が低下し、ウイルス・アレルギーなどの外からの侵入を防ぎきれなくなってしまいます。
それにより風邪・インフルエンザといった感染症や、ダニ・ハウスダスト・花粉といったアレルギー症状にかかりやすくなってしまうともされています。

 

食欲不振・消化不良

「疲れが溜まると食欲が落ちる」「疲れによって消化不良を引き起こす」という経験がある方も少なくないのではないでしょうか?
気虚になると胃腸の働きが低下し、食欲不振・消化不良・胃もたれなど胃腸に関するトラブルが生じやすくなると考えられています。

 

手足・身体全体の冷え

身体を温めるのも「気」によるものだと考えられています。
気虚では「気」の部分が不足してしまうため、身体を温めるためのパワーが減少してしまいます。
手足に震えを感じたり、温かい食べ物・飲み物を欲しやすくなったりといったお悩みを抱えている方も多くいます。

 

気虚体質の方におすすめの漢方は?

気虚体質の方におすすめの漢方をご紹介していきます。

 

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

補中益気湯は胃腸の活動を活発にして食欲を上げ、「気」を上手く増やして体内に巡らせることによって疲れを改善させる漢方になります。
疲れやすかったり、だるさを感じやすかったりする方におすすめです。

 

六君子湯(りっくんしとう)

六君子湯は胃腸の活動を活発にして、胃のもたれ・痛みといった不快感をまるごと改善しいていきます。
「気」を補いながら身体全体に巡らせる処方になります。
胃腸の調子が悪い方・食欲不振の方におすすめです。

 

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

人参養栄湯は消化器系の活動を活発にし、栄養を身体全体にいきわたらせて「血」と「気」どちらも補うようにします。
「気」を増やすことによって、補血のサポートを行うという処方になります。
食欲不振・体力低下で体に元気を取り戻したいという方におすすめです。

 

おわりに

今回は漢方における「気虚(ききょ)」について、どのような体質なのかも併せてご紹介しました。
漢方における気虚とは、「気」が不足していることからさまざまな症状を引き起こしてしまう状態を指します。
この気虚は決して珍しいものではなく、多くの女性が悩みを抱えています。
漢方によって辛い症状を和らげることができるため、お悩みの方はぜひ一度ご紹介した漢方を服用してみてください。

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