プラセンタは今では化粧品にも利用され
美容やアンチエイジング効果が期待されています。
プラセンタ(Placenta)は直訳すると
「胎盤」という意味になります。
胎児には五臓六腑といわれるような臓器はまだありません。
肺の呼吸の酸素交換、肝臓の代謝と解毒、
腎臓の血液浄化と排泄、脾臓の免疫機能、
小腸の食物の消化、脳下垂体のホルモン分泌など
プラセンタは、胎児のあらゆる生命維持機能を担い
1個の受精卵を10ヶ月の間に60兆個の細胞からなる
胎児へと育てあげるのです。
さらにプラセンタ自体にも驚くほどの効果があります。
プラセンタの成分には、私たちの体に必要な栄養素が
つまっています。
動物はその効果を本能的に知っていて、出産後に排出された
自身のプラセンタを食べることにより、出産で崩れた体内の
バランスを整え、母乳を出しやすくします。
(出産がばれないように食べてしまう意味もあります。)
ヒトのプラセンタは漢方薬「紫河車(シカシャ)」として
中国明時代の医薬書「本草綱目」に紹介されています。
現在はヒトの胎盤は使われることはなくなり、豚などの
動物のものとなりましたが、その効果は昔と変わらず
とても優れています。
次回は、プラセンタの効果をお話します。
加美漢方では品質の良いプラセンタ製剤を扱っております。
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