食欲はあるのに食べると胸焼けがする。。。
胃がカッカしたり、吐き気がしたり。。。
こんな症状の方が結構いらっしゃいます。
通常、食べた物は食道を通り、胃で胃酸と混ざり合い、消化され、腸に押し出されます。
しかし、何かの原因で、食べ物と一緒に胃酸が食道へ逆流してしまい、胃酸の刺激により胸焼けや吐き気が起こります。
胃酸はこってりした食べ物も完全に消化するほど強力ですが、胃が胃酸で溶けてしまった。という話は聞きません。
それは、胃壁は粘膜で保護されていて、強力な胃酸から守られているためです。
しかし、食道は胃酸に弱く、胃酸が胃から逆流してくると炎症が起こり、胸焼けや吐き気が起こります。
病院で検査をしてもらうと、「逆流性食道炎」と診断を受け、食道に炎症や潰瘍が認められる方と、何も異常は無いのに、胸焼けや吐き気などの症状がある「非びらん性逆流症」の方がいらっしゃいます。
漢方では検査で異常がある、なしに関わらず、胸焼けや吐き気などの症状にたいへん良く効きます。
胸焼けや吐き気があり、病院の検査で、食道に炎症や潰瘍が認められると「逆流性食道炎」
何の異常も認められないタイプを「非びらん性逆流症」と言いました。
「非びらん性逆流症」の方は多く、胸焼けや吐き気の症状をお持ちの患者さんの2/3を占めます。
「逆流性食道炎」「非びらん性逆流症」どちらも胃酸が胃から食道に逆流することで起こります。
漢方では食道・噴門の痙攣により、食べ物と一緒に胃酸が胃から食道へ上がってくるものと考えます。
この痙攣の原因はストレスや食の不摂生によるもので漢方薬がたいへん良く効きます。
胸焼けや吐き気などの辛い症状をお持ちの方、是非お気軽にご相談下さいませ。
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