○ 「冷え症」から来る病気
肥満症、片頭痛、夜尿症、腰痛、更年期障害、不妊症、
流産、下肢浮腫、坐骨神経痛、痔、冷えのぼせ など
色々ありますが、今回は、冷え症で低体温となり
免疫力が低下することに焦点を当てたいと思います。
免疫力とはどんな力なのでしょうか。
私たちはウイルスにすぐ感染してしまう人、
ほとんど風邪を引かない人、
病気をしてもすぐに回復する人と、様々です。
私たちの体は、外敵(ウイルス、細菌、カビなど)が
体内に侵入すると、体は異物とみなし攻撃してやっつけます。
そして外敵だけでなく、体内でできた老化細胞やガン細胞
(健康な人で毎日3000~6000個のガン細胞が
できると言われています。)を日々、排除しています。
このように、異物を攻撃し、排除する力を免疫力といいます。
免疫力の高い人は病気になりにくく、
また病気になっても回復が早いのです。
○ 「冷え症」と「免疫力」の関係
健康な人の体温は約36.5℃ですが、近年、
冷え症で36℃以下の低体温の人が急増しているそうです。
体温36.5℃から、たった1℃下がるだけで、
免疫力は37%低下すると言われています。
免疫力の低下で
・細菌やウイルスなどの感染症にかかりやすくなります。
・ガンは低体温を好みますので、ガン細胞ができやすく
増殖しやすい環境となります。
・免疫系のくずれにより花粉症などのアレルギーや
関節リウマチなどの自己免疫疾患になりやすくなります。
その他にも、冷え症(低体温)は、肥満の原因や
肌荒れの原因にもなり、悪いことずくめなのです。
次回は体を温める健康法をご紹介したいと思います。
冷え症には漢方薬がたいへんよく効きます。
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