<腸内環境を便でチェック!!>
腸内の健康度は便の色で分かります。
結論を言いますと、
黄色味が少しかかった黄褐色の便だと
善玉菌の多い健康な腸内。
茶褐色~黒褐色の便だと
悪玉菌の多い腐敗の進んだ不健康な腸内です。
便の色は主に、黄色の胆汁色素(ビリルビン)
によってつけられます。
肝臓で作られた黄色の胆汁色素は胆のうに蓄えられ
十二指腸に分泌されますが、食べ物と合わさり
小腸から大腸に下がって行くにつれ
腸内の酸度により色が変化します。
つまり、善玉菌の多い酸性の腸内環境ですと、黄褐色に。
悪玉菌の多いアルカリ性の腸内環境ですと
茶褐色~黒褐色に変わります。
色が変わった胆汁色素が便の色に反映されますので
便の色をチェックすることにより、腸内に善玉菌が多いのか
悪玉菌が多いのかを判断することができるのです。
便をチェックする習慣を付けて、色が悪くなってきたら
食生活を見直す必要があるかも知れませんね。
次回は便秘のお話です。便秘は食事の影響が大きいです。
便秘症には漢方薬がたいへん良く効きます。
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