<便秘の種類と対策>
便秘は本当に辛いです。
便秘をしていると、ガスがたまって苦しいですし
体も重く不快ですよね。
整腸剤を飲んだり、軽く下剤をかけてスッキリするのなら
良いのですが、下剤をかけてもスッキリと出ない、
お腹が張って苦しい、S字状結腸(左の骨盤の下)のあたりの
ツッパリ感やキリキリとした痛みがある。
などの症状はありませんか?
便秘にもいくつか種類があります。
○ 痙攣性便秘
これは過敏性腸症候群の一つで、
下行結腸~S字状結腸にかけて腸が痙攣するため
便は細くまたは兎糞状になります。
排便は困難で少量しか出ず、時々腹痛を伴います。
この場合は、腸の痙攣を取ってあげなくてはなりません。
下剤だけの応急処置では限界があります。
○ 弛緩性便秘
これは大腸の運動低下、緊張低下によるもので
腸が動かなくなり、弛緩して便秘となります。
この場合の便秘は、高齢者や体力が低下している方に
多く見受けられます。
体に元気を与え、腸の蠕動運動ができる力をつけなければ
なりません。下剤だけでは便を押し出す力はつきません。
○ 腸内乾燥型便秘
腸内に水分がなく乾燥しているために
滑りが悪くなっている状態です。
この場合は、腸内に水分をためるタイプの下剤や
油剤タイプの下剤を用いると排便できるようになります。
便秘症には漢方薬がたいへん良く効きます。
お気軽にご相談下さいませ。
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