「慢性胃炎」の原因はストレス以外に、
ピロリ菌の影響も言われています。
「ヘリコバクター・ピロリ」通称「ピロリ菌」は、
乳幼児期に感染する人がほとんどで、
慢性胃炎の原因になっていると言われています。
食べ物を消化する胃酸の酸性度は強力で、
胃の粘膜を溶かすほどです。
でも、胃は消化されませんよね。それは、
胃は粘膜に十分な血液を供給し、粘膜の表面を
中性である粘液で覆い、それにより
胃酸から胃を守っているからです。
では、ピロリ菌は強い胃酸からどのように身を守り、
私達の胃に悪さを働いているのでしょうか?
ピロリ菌は中性である胃の粘液の中に住み着いているのです。
しかも、自らの持つウレアーゼ(酵素)を使って
アルカリ性のアンモニアを作り胃酸から身を守っています。
そして、ピロリ菌の作るアンモニアや毒素は
胃の粘膜を障害し、「慢性胃炎」を起こします。
次回は「慢性胃炎」の漢方薬についてお話します。
慢性胃炎には漢方薬がたいへん良く効きます。
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