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男性の不妊治療によく使う漢方薬。大阪の加美漢方薬局が解説

男性の不妊治療によく使う漢方薬。大阪の加美漢方薬局が解説

不妊治療においては、男性のケアも大事です。

精子は老化しますし、加齢で精子濃度・精液量・精子運動率も低下します。ここで老化に対処する漢方薬が役に立つのです。また漢方では、男は気(元気)を補う事が大事とされています。気を補う漢方薬には精子を増やすものがあるのです。

さらに、下半身の血流を良くして精巣の鬱滞を改善するのも効果があるとされています。男性不妊に使う漢方薬について、詳しく紹介しましょう。

老化に対処

以下の漢方薬がエイジングケアに役立ちます。

  • 六味丸(ろくみがん)
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
  • 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
  • 参馬補腎丸(じんばほじんがん)
  • 海馬補腎丸(かいまほじんがん)
  • 亀鹿二仙丸(きろくにせんがん)
  • 二至丹(にしたん)

参馬補腎丸・海馬補腎丸・亀鹿二仙丸は動物性生薬を含むため、効果が強いです。亀鹿二仙丸と二至丹は効果的な生薬が含まれています。
この内、八味地黄丸は精子濃度を高めることが確認されています。牛車腎気丸は八味地黄丸に2つ生薬を足したものなので、似たような効果が期待できます。なお、ここに挙げた漢方薬は、精力増強にも使われる漢方薬です。

粘液を増やして精液量を増やす

以下の漢方薬をよく使います。

  • 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
  • 知柏地黄丸(ちばくじおうがん)
  • 麦味地黄丸(ばくみじおうがん)(味麦地黄丸みばくじおうがん)

いずれも、老化に対処しつつ体の潤いを補う漢方薬です。本来は、粘膜を潤す漢方薬として使います。本来の使い方としては、杞菊地黄丸は疲れ目、知柏地黄丸はほてり・寝汗、麦味地黄丸は空咳・気管支の乾燥なので、普段の症状に合わせて選ぶと良いかもしれません。

気を補う漢方薬

以下のものが代表的です。

  • 人参湯(にんじんとう)
  • 四君子湯(しくんしとう)
  • 六君子湯(りっくんしとう)
  • 帰脾湯(きひとう)
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  • 八珍湯(はっちんとう)
  • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう)

この内、補中益気湯は精子濃度と精子運動率を上げることが確認されています。上に挙げた漢方薬は、下に行くほど胃に負担をかける漢方薬です。胃が弱いなら四君子湯から始めましょう。逆に、胃腸に問題なければ十全大補湯や人参養栄湯も大丈夫です。

血の巡りを良くして精巣に栄養を送る

精巣の血の巡りをよくして、精子が作られやすくします。

  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 血府逐瘀丸(けっぷちくおがん)

桂枝茯苓丸は特に下半身の血の巡りを良くすします。肩こり・クマ・しみがあるのは血の巡りが悪い証なので、それらがあるなら上に挙げた漢方薬がおすすめです。血府逐瘀丸は高血圧の頭痛・頭重・肩こり・動悸・のぼせに使う漢方薬なので、これらの症状があるなら血府逐瘀丸がおすすめです。

ストレス疲れを和らげる漢方

ストレスによる疲れも不妊には大敵です。

  • 大柴胡湯(だいさいことう)
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

2つとも、気の巡りを良くして自律神経を整え、ストレス症状を和らげる漢方薬です。不妊治療によく使われるのはこの2つです。気の巡りをよくする漢方薬としては、他に半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)・四逆散(しぎゃくさん)・女神散(にょしんさん)(安栄湯あんえいとう)・加味逍遥散(かみしょうようさん)などがあります。

精子のための養生

漢方薬以外にも、普段からできることがあります。

サウナ・長風呂禁止

精子は熱に非常に弱いため、精子工場である精巣を温め過ぎない事が大事です。長風呂もサウナも岩盤浴も禁止と考えてください。

禁煙

喫煙者は非喫煙者に比べ、精子量が10~17%減少します。また、精子の運動量が低下し異常な形の精子ができるなどが確認されています。また、妻の受動喫煙と不妊との関係も、ありうると考えられています。精液の質を上げるなら、今すぐ禁煙です。

禁酒

飲酒すると、アルコールが体内で分解されて毒性の高いアセトアルデヒドができます。このアセトアルデヒドが精子を作る力を下げてしまいます。精子を増やしたいなら、禁酒をおすすめします。

不妊治療では精子もしっかりケア

不妊の原因の割合を見ると、男性のみに原因があるのは24%、男女ともに原因があるのは24%です。つまり、不妊の48%は男性にも原因があるのです。不妊治療においては精子の検査もし、結果が悪いなら生活を見直しましょう。漢方薬は、精子のケアの助けになります。

大阪・加美漢方薬局では体質、症状を詳しくお聞きし、一番適した漢方薬をお合わせ致します。 何でもお気軽にご相談下さいませ。


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