蓄膿症について

漢方専門四十余年。患者さま一人一人に合わせた調合薬。漢方専門四十余年。患者さま一人一人に合わせた調合薬。

 

蓄膿症

蓄膿症の原因
鼻の中、いわゆる鼻腔の外側には副鼻腔という4つの空洞があります。副鼻腔の粘膜は鼻腔粘膜の続きで、鼻腔の炎症がここに波及し細菌が繁殖して膿がたまったのが蓄膿症です。
蓄膿症の症状

一番の症状は鼻汁と鼻づまり(鼻閉塞)です。

鼻づまりは鼻汁が一杯になったり、慢性炎症による鼻腔の粘膜の腫れや肥厚によっても起こります。その他、頭痛、頭重、鼻の付け根の痛みや重い感じ、ボーっとして集中力や思考力が低下することもあります。

後鼻漏って何?
鼻汁はふつう外へ流れでるのですが分泌物が少ない時や膿のたまる場所によっては、鼻の奥からのどの方に流れていきます。タンのようになってのどに絡まったり、口から排泄されたりします。胃の方に流れて胃を悪くすることもあります。これを後鼻漏といいます。
副鼻腔炎

副鼻腔炎は体質やアレルギー、細菌やウイルス感染などが原因で起こり、何度も繰り返す方や風邪症状が3ヶ月以上続き、慢性的になっておられる方もいらっしゃいます。

・粘り気の鼻水が出る
・鼻汁の色が黄色く、悪臭がする
・鼻づまりが起こる
・鼻や目の痛み、頭痛がする
・耳が詰まった感じがする
などが主な症状です。

〇風邪などの細菌やウイルスを原因とするタイプ
体の免疫力が落ちています。
漢方・自然薬で免疫力を高め、細菌やウイルスに感染しにくい体へと体質改善して頂きます。

〇アレルギーを原因とするタイプ
アレルギーとは免疫のバランスが崩れ、異物に過剰に反応して排除しようとすることで起きます。
漢方・自然薬で免疫のバランスを整え、過剰に体が反応しないように体質改善して頂きます。

〇解毒証(体質)のタイプ
解毒証タイプとは体内に炎症を起こしやすく、小さい頃から中耳炎や扁桃腺炎などを発症する方が多いです。

肝臓の解毒作用が弱いのも特徴です。
肝臓の解毒作用は、アルコールで例えると、アルコールは肝臓で酢酸に変えられ、末梢で二酸化炭素と水に分解されます。不要な物質や有害な物質を解毒する働きが弱いと皮膚も潤いがなくなり、浅黒くなります。

また、感受性の高い方が多く神経が高ぶりやすいと言えます。

解毒証タイプの漢方薬には「柴胡清肝湯」「荊芥連翹湯」
「竜胆瀉肝湯」などを選び、体質改善して頂きます。

副鼻腔炎の方のタイプは一つだけではなく、混合型がほとんどです。
お一人お一人の体質に合った漢方薬を選ぶことが大切です。

F様より 副鼻腔炎の症状

それは黄砂のとてもひどい4月の朝でした。
いつものように1時間ほど散歩にでかけ出勤しました。

翌日の朝もどんより曇り空。
またも黄砂のひどい朝でしたが、花粉症のない私は、気にせず散歩にでかけてから出勤しました。

しばらく仕事をしていると、鼻水が出だしましたが、鼻炎かな?くらいにしか思わず、2、3日放っておきました。
すると、症状はどんどん悪化。

透明の鼻水は黄色から濃黄となり、下を向けばポタポタ落ち仕事ができません。
そして、5日目くらいからは鼻~目の奥や周り~頭がとても痛み、嗅覚が麻痺し、いつも膿の臭いが充満していました。

急性副鼻腔炎の症状は痛いし臭いし、とても辛かったです。
漢方薬を合わせてもらい、1週間の服用で症状がなくなり、スッキリ回復しました。

それ以来、散歩にはマスクをするようになりましたが、翌年からの黄砂の時期にも副鼻腔炎にはなっていません。

副鼻腔炎の原因と黄砂やPM2.5の関係は知りませんが、目に見えないだけに、何が付着しているのか分からないので怖いです。
マスクやメガネなどで予防しながら、漢方薬を安心薬として散歩を楽しみたいです。

漢方薬
  • 葛根湯加辛夷川?
  • 桔梗石膏湯
  • 荊芥連翹湯
  • 小柴胡湯
  • 桂枝茯苓丸
  • 桃核承気湯