大阪の加美漢方薬局が選ぶ、春におすすめの漢方5選

春におすすめの漢方薬は、のぼせ・イライラを抑える漢方薬と、花粉症向けの漢方薬です。暖かくなる春には、のぼせたりイライラしたりする人が多くなるためです。また、花粉症はもはや国民病。これらの春特有の症状におすすめの漢方薬を紹介します。
この記事の目次
春のイライラ
加味逍遙散(かみしょうようさん)
構成生薬:柴胡(さいこ)・当帰(とうき)・芍薬(しゃくやく)・白朮(びゃくじゅつ)・茯苓(ぶくりょう)・生姜(しょうきょう)・薄荷(はっか)・山梔子(さんしし)・牡丹皮(ぼたんぴ)・甘草(かんぞう)
イライラ・のぼせによく使う漢方薬です。自律神経の興奮を抑え、リラックスさせます。柴胡はストレス症状を和らげる生薬です。芍薬は筋肉を緩めて柴胡の働きを助けます。当帰は血を補って心身を滋養する生薬です。白朮・茯苓・生姜は胃を温めて胃に溜まった水分を取り、胃をすっきりさせます。茯苓は精神安定にもよいです。薄荷は頭と目をすっきりさせ、頭痛や体の熱を取る生薬です。山梔子は心肺の熱を取り、胸のもやもやを鎮めます。牡丹皮は体の熱を冷まし血行を改善する生薬です。甘草は各生薬の作用を調和させ、副作用を消すために入っています。加味逍遙散は、生理前症候群(PMS)や更年期症状にも良い漢方薬です。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
構成生薬:柴胡(さいこ)・黄芩(おうごん)・半夏(はんげ)・人参(にんじん)・竜骨(りゅうこつ)・牡蠣(ぼれい)・茯苓(ぶくりょう)・桂枝(けいし)・大棗(たいそう)・生姜(しょうきょう)
※大黄(だいおう)を加える場合もある
ストレスが強く、イライラ・不眠・不安がある人に使う漢方薬です。柴胡と黄芩はストレス症状を和らげ、体の余計な熱を取ります。竜骨・牡蠣は優れた鎮静作用を持つ生薬です。茯苓・半夏・生姜は胃を温めて胃に溜まった水分を取り、すっきりさせます。茯苓は精神安定作用もある生薬です。桂枝は体の巡りをよくし、興奮して頭ばかりのぼせているのを和らげます。人参と大棗は胃腸の消化吸収力を高め、十分な栄養を吸収させるための生薬です。柴胡桂枝湯は体力がある人向けの薬なので、体力がない人には、柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)が向いています。
抑肝散(よくかんさん)
構成生薬:釣藤鈎(ちょうとうこう)・柴胡(さいこ)・甘草(かんぞう)・当帰(とうき)・茯苓(ぶくりょう)・白朮(びゃくじゅつ)・川芎(せんきゅう)
イライラに使う代表的な漢方薬です。神経の高ぶりを抑え、心身を滋養して落ち着かせます。釣藤鈎は神経を落ち着かせ、イライラによる頭痛やめまいを改善します。柴胡はストレス症状を改善する生薬です。甘草は体力を補いつつ精神を鎮めます。釣藤鈎・柴胡・甘草は一緒に使うと心身の緊張を取り神経の興奮を鎮めます。当帰は血を補い、心身を滋養して落ち着かせる生薬です。茯苓と白朮は胃腸の余計な水分を取り、消化器官を整えて消化吸収力を高め、心身を滋養するのを助けます。茯苓は精神安定作用もある生薬です。川芎は血を巡らせて全身に栄養を運び、よい香りでリラックスさせます。胃腸が強くない人には、抑肝散に胃を動かす生薬を足した、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)が向いています。
花粉症
玉屏風散(ぎょくへいふうさん)
構成生薬:黄耆(おうぎ)・白朮(びゃくじゅつ)・防風(ぼうふう
花粉症シーズンの前から飲んで、体質改善するのに使う漢方薬です。風邪をひきやすい人に向いています。黄耆は免疫を強くし、余計な体力の消耗を抑える生薬です。白朮は消化吸収力を高め、しっかり栄養を吸収できるようにして体力をつけます。防風は体外から侵入する風邪などを防ぐ生薬です。漢方薬は体質に合わせて選ばなければいけませんが、玉屏風散はシンプルな構成なので、多くの人に使えます。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
構成生薬:麻黄(まおう)・桂枝(けいし)・甘草(かんぞう)・芍薬(しゃくやく)・五味子(ごみし)・乾姜(かんきょう)・細辛(さいしん)・半夏(はんげ)
水のような鼻水が出るときによく使います。体を温め、水分代謝をよくして、鼻水を改善する漢方薬です。麻黄と桂枝は全身を温めます。細辛と乾姜はお腹を特に温める生薬です。半夏は体の余計な水分を抜き、鼻水のもととなる水分をなくします。五味子は粘膜を引き締め、余計な粘液が出ないようにする生薬です。甘草は桂枝の働きを助けつつ、各生薬の効能を調和させます。小青竜湯は体力のある人向けの薬なので、疲れやすいなど体力のない人には苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)が向いています。
春の不調には大阪の加美漢方薬局にご相談を
漢方薬は季節ごとの不調に強い薬です。四季折々の症状に対応する漢方薬があります。
多くの漢方薬をご紹介しましたが、お一人お一人の体質、症状によってお合わせする漢方薬は違ってきます。大阪・加美漢方薬局では体質、症状を詳しくお聞きし、一番適した漢方薬をお合わせ致します。
何でもお気軽にご相談下さいませ。
全国の皆様よりお電話でご相談承ります。お気軽にご相談ください。

Address. 大阪府大阪市平野区加美東3-17-16
Phone. 06-6793-0609
Open. 10:00-18:00
Holiday. 木曜・日曜・祝日
kamikanpou


