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薬膳レシピ

加美漢方がおすすめする不眠改善薬膳レシピ

不眠は興奮・ストレス・不安が大きく関与しています。薬膳はそれら興奮などを和らげるよい方法です。薬膳は自律神経の興奮を抑え、精神を落ち着けます。不眠の原因別の薬膳を紹介します。多くがスーパーの食材で作れるものです。

不眠イメージイラスト

興奮

五臓の肝(自律神経)の興奮を抑える食材や、興奮によって生まれた熱を冷ます食材を使います。

カモミール茶

材料
市販のカモミールティー(スーパーで手に入る)

作り方
熱湯を注ぎ、3〜5分蒸らして完成です。

解説
カモミールは肝(自律神経)の興奮を抑える食材です。スーパーで売っていることが多いです。

ラベンダー茶

材料
市販のラベンダーティー(通販で手に入る)

作り方
熱湯を注ぎ、3〜5分蒸らして完成です。

解説
ラベンダーも肝の興奮を抑える食材です。スーパーで売っていることは少ないですが、通販で手に入ります。カモミールとラベンダーは相性がいいので、ブレンドしたものを飲んでもいいでしょう。飲みにくい場合は砂糖かハチミツを加えてください。

ミント茶

材料
市販のミントティー(スーパーで手に入る)

作り方
興奮で熱を持った体を冷まします。スーパーで手に入る事が多いです。飲みにくい場合は砂糖かハチミツを入れてください。

解説
ラベンダーも肝の興奮を抑える食材です。スーパーで売っていることは少ないですが、通販で手に入ります。カモミールとラベンダーは相性がいいので、ブレンドしたものを飲んでもいいでしょう。飲みにくい場合は砂糖かハチミツを加えてください。

セロリのイカ炒め

材料
イカ200g(ワタと骨を抜いた胴体)・セロリ1本(100g)・にんにく1粒・サラダ油小さじ2・酒小さじ2・塩小さじ1/2・鶏ガラスープの素少々・こしょう少々

作り方
イカは一口大に切ります。セロリは筋を取り、葉も含めてざく切りにします。ニンニクは薄切りです。フライパンに油をしき、ニンニクを炒めて香りを出します。イカを加えて炒め、火が通ったらセロリを加えてさっと炒めます。酒・塩・鶏がらスープ・こしょうで味を整えて完成です。

セロリのイカ炒め

解説
セロリは肝の興奮を鎮める食材です。イカは血を補う作用があり、肝に栄養を与えて肝が興奮しにくくします。

トマトの塩昆布あえ

材料
トマト2個・塩昆布10g

作り方
トマトを一口大に切り、塩昆布であえて完成です。

トマトの塩昆布あえ

解説
トマトは肝の興奮を鎮め、興奮によって生まれた熱を冷ます食材です。昆布は熱を取り体を冷やす食材となります。

ストレス

気の巡りをよくする食材を使います。気の巡りが悪くなっていると、自律神経が興奮しっぱなしで心身が休めません。

鮭のカレーソテー

材料
生鮭2切れ・塩適量・カレー粉小さじ1・小麦粉大さじ1・バター大さじ1

作り方
生酒に塩を振り、10分おいて出た水分をふき取ります。カレー粉と小麦粉を混ぜて鮭にまぶします。フライパンにバターをとかし、中火で鮭の両面に焼き色がつくまで焼いて完成です。

鮭のカレーソテー

解説
カレー粉は気の巡りを良くするスパイスを多く含みます。特にターメリックは気と血の巡りを良くする食材です。鮭は体に元気を与え、血を補うので体を整えます。

キーマカレー(牛肉)

材料
牛ひき肉120g・玉ねぎ1/2個・にんじん小1/2本・ピーマン1個・にんにく1粒・カレー粉大さじ1・ビーフコンソメの素1/2個・サラダ油大さじ1・バター大さじ1・塩少々・こしょう少々・ケチャップ大さじ1/2・水100ml

作り方
野菜を全てみじん切りにし、バターとサラダ油を敷いたフライパンで炒めます。野菜に火が通ったらひき肉を加えてほぐしつつ炒めます。カレー粉・ケチャップも入れてよく混ぜ、水とコンソメを入れて20〜30分ほど煮ます。とろみがついたら完成です。

ピーマンの鰹節あえ

解説
カレー粉は気の巡りを良くします。牛肉は元気と血を補う食材です。

ピーマンの鰹節あえ

材料
ピーマン2つ・めんつゆ大さじ1・鰹節一袋

作り方
ピーマンを細切りにし、電子レンジに1分かけて火を通します。めんつゆと鰹節であえて完成です。好みでごまを入れてください。

解説
ピーマンは気の巡りを良くします。カツオは元気と血を補う食材です。

不安

精神を落ち着ける安神(あんじん)の食材と、気の巡りをよくする食材を使います。

茶碗蒸し(鶏と三つ葉入り)

材料
卵1個・ささみ1本・三つ葉1本・白だし大さじ1・水150ml

作り方
卵・白だし・水を混ぜて卵液を作ります。ささみは筋を取って一口大にそぎ切りをします。それらを器2個に入れアルミホイルでふたをします。器を中火で2分、弱火で10分蒸し、火を止めて10分蒸らしてから細かく切った三つ葉を乗せて、またふたをして2分蒸らして完成です。

茶碗蒸し

解説
卵は精神を落ち着ける食材です。三つ葉は気の巡りを良くします。鶏肉は元気を補い、卵と三つ葉の働きを助けます。三つ葉入り親子丼も似たような作用があります。

牡蠣の白ワイン蒸し

材料
殻付き牡蠣1kg・白ワイン100ml・好みでニンニク・ローズマリー・ローリエ少々

作り方
牡蠣の殻をたわしでこすり洗いし、フライパンに並べ、ワインを入れて5〜10分ほど蒸し焼きにして完成です。

解説
牡蠣と牡蠣の殻は精神を落ち着ける食材です。ワインとローリエは気の巡りを良くします。

チンゲン菜と牛肉の炒め物

材料
牛肉こま切れ200g・チンゲン菜 1株(150g)えのき50g・オイスターソース大さじ2・鶏ガラスープの素小さじ1/2・すりおろしニンニク小さじ1/2・ごま油大さじ1

作り方
チンゲン菜とえのきを一口大に切ります。ごま油で牛肉を炒めます。チンゲン菜とえのきも加えて火を通し、ニンニクその他調味料を加えて炒めて調味料を全体に回して完成です。

解説
チンゲン菜とオイスターソース(牡蠣)は精神を落ち着ける食材です。牛肉は元気と血を補って体を整えます。

ししとうの鰹節あえ

材料
ししとう20本・鰹節一袋・醤油大さじ1

作り方
ししとうを縦切りにし、電子レンジで1〜2分火を通します。ししとうを鰹節と醤油で和えて完成です

解説
ししとうは気の巡りを良くし気持ちを落ち着ける食材です。カツオは元気と血を補って体を整えます。

興奮とストレスには香りも取り入れよう

漢方では良い香りは気持ちを和らげ、気の巡りを良くすると考えます。実際、植物から取った精油には、気持ちを鎮める香りやストレスを緩和する香りのものが多くあります。興奮を抑えるならラベンダー・カモミール・パチュリなどがおすすめです。ストレスを緩和するならオレンジ・マンダリン・ベルガモットなどの柑橘系がおすすめとなります(ベルガモットは紅茶のアールグレイの香りです)。気に入った香りを使ってください。

大阪・加美漢方薬局では体質、症状を詳しくお聞きし、一番適した漢方薬をお合わせ致します。 何でもお気軽にご相談下さいませ。


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