不眠症。夜中に目が覚めて眠れない方の漢方相談
【50代前半 女性】
「眠りが浅く、夜9~10時頃に寝ますが、夜中12時くらいには目が覚めて後が眠れません」ということで、ご相談に来られました。50代女性。「心も体もしんどくて、でも睡眠薬には頼りたくないのです」ということです。

朝がしんどく少し動悸があります。この方は水を使うお仕事で長ぐつをはいていても足が冷え、また10~20kgの重い物を持たれます。不眠の疲れで、体に力が入らず、お仕事がほんとうにきつくて辛いと話されていました。
便は毎日、食欲はふつう。生理周期が早くなり更年期ぎみ。舌はうすい紫で瘀血。他には立ちくらみ、腰痛と坐骨神経痛もあります。 不眠症の改善にはとても大切なことが2つあります。
①つは自律神経の乱れを整え、眠るための副交感神経を働かせること。
②つめは脳にたっぷりの血流を送り、良い眠りに必要なセロトニン、メラトニンやGABAなどの物質を届けること。
この2つを目標にこの方に合った漢方薬をお飲みいただきました。
服用後20日:立ちくらみが軽くなり、疲れも少しましになる。11月からは仕事で冷えるのがいやだと話される。
服用後50日:夜中に3回尿に行かれるが、眠りは少し良い。立ちくらみは少なくなり、疲れは前よりさらに楽に、体に少し力が入るようになる。夏の間シャワーだったが、風呂に入ることが大事ですよと伝え半身浴をすすめる。
服用後140日:以前より眠れるようになったと喜ばれる。そして疲れもなく体にも力が入り、仕事もできるようになったとうれしそうになる。冷えも軽くなり、腰痛と坐骨神経痛の痛みも軽減される。
加美漢方薬局
味好俊治
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