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がん・悪性腫瘍

がん・癌(悪性腫瘍)について 漢方はどんな治療を受けられるにしても免疫力を強化する

がんは正常な細胞が変異を起こして、がん細胞に変わり細胞増殖(分裂して増える)のコントロールがまったく効かなくなって、勝手に増え続けてしまう病気です。

細胞のがん化は遺伝子に異常が生じる(突然変異)ことで起きます。
私たちの体は約60兆個もの細胞から成り立っていますが、各細胞の核の中には体をつくる情報が書かれた「DNA(デオキシリボ核酸)」があります。
そのDNAに書かれた情報の1つ1つを遺伝子といいます。 発生したがん細胞が増殖し、Ⅹ線写真で発見できる1cmほどの大きさになるまでに、平均して10~15年、遅いものでは20~30年ほどかかるといわれています。

がんと免疫力

私たちのからだでは毎日数千個のがん細胞が生まれているといわれています。
がんは体内に発生した一種の異物です。健康な人ががんにかからないのは、比較的初期の段階で自然免疫系に属するマクロファージやNK細胞が、また一定以上にがん細胞が増殖した場合は獲得免疫系のキラーT細胞などが活躍してがんを排除しているといわれています。

免疫力は白血球の力です。がんにはこれら白血球の仲間がいつも元気にチームプレーをして排除してくれるよう、免疫力を高めていくことが大切です。

良性腫瘍と悪性腫瘍はどう違う?

腫瘍は細胞が異常増殖してできたものを指します。遺伝子の変異が多数重なり、浸潤や転移などを起こす腫瘍が悪性腫瘍です。

一方良性腫瘍は変異が少なく、ほかの組織の細胞と接触すると、そこで増殖をやめます(浸潤しない)。またほかの臓器では増殖できないので転移はしません。
悪性腫瘍が一般に「がん」と呼ばれ、歯止めなく無限大に大きくなっていくいことで、自分の宿主である人の命をうばっていきます。
正確には内臓や皮膚、粘膜などを形成する上皮細胞に発生するものを「がん」、それ以外にできるものを「肉腫」と区別します。

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味好俊治

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